焚火台、どれを買おうかな?
様々な形の焚火台があって、初心者の方は購入に悩まれるのではないでしょうか。
どんな種類があるのか、また、それぞれのメリット・デメリットは?
キャンプ歴8年目のファミリーキャンパーが、ひとつずつ解説していこうと思います。
*この記事では、ファミリーキャンプサイズの焚火台で比較します。

どんな種類があるのか
1. 平らな焚火台
- [ユニフレーム]ファイアグリル
https://www.uniflame.co.jp/product/683040 - [コールマン]ファイアディスク
https://ec.coleman.co.jp/item/2000031235.html など
2. 深さがある焚火台
- [スノーピーク]焚火台L
https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97/%E7%84%9A%E7%81%AB%E5%8F%B0/%E7%84%9A%E7%81%AB%E5%8F%B0-L-%5B3-4%E4%BA%BA%E7%94%A8%5D/p/141044 - [コールマン]ステンレスファイアープレイス
https://ec.coleman.co.jp/item/2000023233.html など
3. 二次燃焼する焚火台
- [ソロストーブ]SOLO STOVE RANGER KIT 2.0 / ソロストーブ レンジャー キット 2.0
https://store.upioutdoor.com/products/solo-stove-ranger-kit-2 - [モンベル]フォールディングファイヤーピット
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1122712 など
ほかにも、ガレージブランドが作っている透かし模様があるものなど、多種多様な焚火台があります。
結局どれが良いの?
それぞれ違った良さがあり、おすすめの焚火台はその人のスタイルによります。
自分のスタイルに合った焚火台を見つけよう!
スタイルごとのおすすめ焚火台
【スタイル1】火を大きくする過程を楽しみたい。
→平らな焚火台をオススメ。
平らな焚火台代表
ユニフレーム ファイアグリル
¥7,700(税込) *2023/03 現在
メリット
自由度が高い
思うがままに薪を組み、火を大きくする過程を楽しめます。
シンプルゆえ、比較的お手頃価格
最初は道具を沢山購入することになると思うので、お手頃価格は助かります。
デメリット
自由度が高い
ただの台なので、薪を並べただけでは火は付きません。薪の組み方に工夫が必要となります。
火を大きくするのに時間が必要
深さがある焚火台と比べると、火を大きくするのに若干時間を要するかなと感じます。
でも、これが焚火本来の姿とも言えるのではないでしょうか。
焼き網を使用時、火加減が難しい。
焼き網は、焚火台スタンドの爪に載せて使うのですが、焚火台と焼き網の間の高さがあまりなく、火はいじれるけど薪の追加はしづらいです。なので、火加減調整が難しい。
収納時、平らにはならない
側面の立ち上がり部分は畳めませんが、高さの部分に、焚火台のスタンド部分やトングを収納することができます。
【スタイル2】早く・簡単に火を大きくしたい。
→深さがある焚火台をオススメ。
深さがある焚火台代表
スノーピーク 焚火台 L
¥21,120(税込) *2023/03 現在
*Mサイズもありますが、Lサイズをオススメします。(Mだと薪がはみ出る)
メリット
燃焼効率が良い
四角錐の形状により高さが生まれ、また、高さの部分に空気穴があり、燃焼効率が良いです。
比較的早く火を大きくできる
薪をある程度無造作に入れても、高さの部分で自動的に形になります。初心者にも安心です。
別売付属品が豊富
特に「焚火台グリルブリッジ」があれば鍋や網を載せやすいです。
収納時、平らになる
荷物の多いオートキャンプ、コンパクトになるのは助かります。
デメリット
高価
ユニフレームの3倍弱のお値段です。
別売付属品も、もちろん高価
調理をするなら最低限欲しい「焚火台グリルブリッジ L」と「焼アミ Pro.L」だけでも結構なお値段…。
焚火台グリルブリッジ L ¥7,392
焼アミ Pro.L スチール(クロームメッキ)¥6,600
【スタイル3】人とは違う焚火台がほしい。
→二次燃焼する焚火台やガレージブランド製をオススメ。
メリット
好みのデザインや目新しい機能で焚火時間を楽しめる
デメリット
高価なものが多い
焚火台2強比較
ユニフレームとスノーピークで悩む方が多いと思うので、比較表を作ってみました。
1.【平ら代表】 ユニフレーム ファイアグリル ![]() | 2.【深さあり代表】 スノーピーク 焚火台L ![]() | |
価格 | ¥7,700(税込) *2023/03 現在 | ¥21,120(税込) *2023/03 現在 |
サイズ | 使用時:430×430×330(網高)mm 収納時:375×375×70mm | 使用時:455×455×315(h)mm 収納時:560×640×32mm |
材質 | 炉・ロストル:ステンレス鋼 スタンド・焼き網:鉄・クロームメッキ | 本体:ステンレス ケース:ナイロン |
重量 | 2.7kg | 5.5 kg |
付属品 | ロストル(底板)・焼き網 | 収納ケース |
我が家が使っている焚火台
ユニフレーム ファイアグリル
我が家の焚火台は、平らな焚火台の代表選手・ユニフレーム ファイアグリル。
価格や収納性など色々とちょうどよく、こちらを選んで良かったと思っています。
ユニフレームの良いところ
価格がお手頃
個人的に、高価なものは盗難が心配になってしまいます。
収納時はまあまあ平ら
側面の立ち上がりは畳めませんが、高さの部分に、焚火台のスタンド部分やトングを収納できてちょうど良いです。
焼き網が付属
焼き網が最初から付属していて、炭や熾火で焼き物ができます。
付属品を買い足さずにある程度のことができるという点に、メーカーの気遣いを感じます。
ただし、重い鍋を載せられる強度の網ではないので、本格的に調理をしたい場合は、ヘビーロストル(¥4,400)の購入をオススメします。
ユニフレームの気になるところ
焼き網を乗せると火加減調整をしづらい
焼き網は、焚火台スタンドの爪に載せて使うのですが、焚火台と焼き網との間の高さがあまりなく、火はいじれるけど薪の追加はしづらいです。なので、火加減調整が難しい。
しかしこちらは、簡単なカスタマイズで解決できます。(後日記事追加予定)
また、じっくり調理するときはファイアハンガーを使用して、吊るして使うことが多いです。
ファイアハンガーは自作しました。(後日記事追加予定)
今ならどれを選ぶ?
今でもやっぱりユニフレームを選ぶと思います。
自分の好きなようにやりたいということ、道具として適正価格だと思うので。
お手頃価格でも十分頑丈なので、買い替えることはなさそうです。
また、色々な機能があるものも魅力的ですが、シンプルだからこその面白さがあると思っています。
